実行ファイル(.exe)が作成できることです。
そのため、Visual Basicでプログラミングを行ったパソコン以外でも、
プログラムを実行することができます。
別途「.dll」が必要なこともありますが。
マイクロソフト社のプログラミング言語には、Office製品で使えるVBAがありますが、
例えばAccessでシステム開発した場合は、
別のパソコンで実行する時には、基本的には新たにAccessをインストールする必要があります。
これがコスト増になります。
1台だけなら良いのですが・・・
使用するパソコンが増えるほど、コストへの影響が大きくなります。
その点、VBなら台数が増えても、実行ファイルを渡すだけですから楽です。
特にインターネット上でプログラムを配布するのには便利です。
実行ファイルをダウンロードできるようにしておくだけで済みます。
またVBは、プログラミング初心者にも理解しやすい言語だという点もメリットです。
プログラミング学習の入り口としても適しています。
もちろん業務で使うような、本格的なシステムも開発できますが。
VBはVBAと比べて、より細かいプログラムを作成することができます。
これがメリットと言えばメリットなのですが、
逆に言うと、VBAよりはプログラムが難しくなる場合もあります。
例えば、データベースを扱う場合は、AccessなどでVBAを使ったほうが、
VBより開発効率が良い場合もあるわけです。